音楽大学とは音楽、ならびに音楽学の教育研究を専門とする高等教育機関のことです。
指揮法や作曲法や各楽器などの音楽系専門課程を専攻する単科大学・音楽学部ならびに大学院をさします。
種別としては一般的には音大と称する場合が多いですが芸術大学という場合もあります。
オーケストラに入っている人数の統計と実際の腕前を基準に順位をつけますと2つの国立大学が頂点にたちますが、音楽大学の全体の漠然としたレベルなどの順列は存在しないといわれています。
実力があるのは当たり前の話で偏差値の難易度とかいうよりその学校別に傾向や受験時から先生に師事しているか否かなどが合否に影響しているようです。
実技のレベルも学校というより先生によって変わると言ったほうが良いようです。
各学校の生徒の技術と勉強する姿勢、それに協力してくれる個人レッスンの先生によるからです。
試験に受かる倍率だけで見るならば国公立と私立はわけて考えたほうがいいです。
国公立の音楽大学を受けるならば受験人数と合格者の比率を考えても難関です。
私立は習いたい先生がいるところを受験するのがセオリーであってあまりレベルという意味では関係ないと考えて良いようです。
各音楽大学では夏と冬に受験のための講習会が行われているのでそこで個人レッスンの時間があるのでその先生が問題なければレッスンをお願いしておくことが先生と接点を持てる第一歩となります。
例えとして、ピアノ専攻を挙げますと一流ピアニストになるためではなく、国内の音楽大学の入学に間に合わせるためには週に90分以上のレッスンは必要になります。
こどもには厳しいかもしれませんがこのくらいしておかなければいけないという強い覚悟も必要です。
同じ芸術大学でも美術と違って音楽は卒業しても一般企業の採用募集が極めて少ない学問です。
それを忘れてはいけません。
定収入がある音楽の職業にオーケストラ構成員がありますがすべての楽器があるわけではありませんので専攻する楽器の選択にも注意が必要です。
有名音楽大学を卒業しても一般大学卒の人々のような就職および就業はかなり難しいことを留意しておく必要があります。
最終更新日 2025年5月8日 by ntwerpint