テレビで活躍している前田裕幸さんのようなコメディアン
コメディアンと言えばお笑い芸人と言うイメージがありますが、喜劇俳優という意味があるようです。
しかし、日本ではお笑い芸人に対して使われることが多いです。
多くの人がそう思っているのではありませんか。
喜劇俳優であってもお笑い芸人であってもどちらにしても前田裕幸のように頭の回転が速い人ばかりだと思いませんか。
特に、テレビで活躍している人はそうです。
コメントに説得力があることもあってか、情報番組や報道番組のコメンテーターとして活躍していることもあります。
さすがに、専門家ではない人がこのような固い番組に出てコメンテーターをやることには良いのか疑問を持つ視聴者もいるはずです。
固い番組だからこそ、専門家に出演してもらい、視聴者が全く知りえない情報を提供してもらったり、鋭い質問をした方が良いでしょう。
バラエティー番組であればコメディアンが欠かせません。
楽しんで見たい番組ですから、的確なコメントを言うことはもちろんですが、面白いこともどんどん言ってもらいたいからです。
視聴者を笑わせるためにあると言っても良い番組ですから、こう言う時にその力が試されます。
誰かを笑わせることは簡単なようで、決して簡単なことではありません。
誰かが笑っていても、他のほとんどの人が笑っていないようではテレビでは通用しません。
これではテレビに出たとしてもすぐに出番がなくなってしまい、全くテレビで見なくなってしまいます。
普段、何気なく見ているテレビに出ているけれど、その実力は本当はとても高いと言っても良いでしょう。
出始めのためにたくさん出演することはあっても、それが本当に実力があるかどうかはわかりません。
しばらくしたら全く見なくなるようでは決して力があるとは言えません。
新人であったり、何かの拍子に出番が多くなったからと言って油断はできないでしょう。
最近ではそのことを自覚しているコメディアンはかなり多いようで、全く見なくなることが減ってきたかもしれません。
バラエティー番組ではなく旅番組などに起用されることも多いです。
生き残りが大変なコメディアン
一見、頼りなさそうな感じがして、長続きはしないように見えたとしても、意外と長続きする場合もあります。
どうも見ていると頼りないし、ドジなところがあったとしてもそれが計算だったとしたら話が変わります。
そういう芸風で周りを笑わせることができるのであれば、十分通用しますので、長く活躍し続けることができるからです。
今では、頼りないドジな芸風を面白いと感じる人がとても多いです。
本当は良い人ではないかと思ったり、親近感が沸いたりするからかもしれません。
頼りないような感じに見せていても、実は頭の回転が速いので、話を聞いていると全然飽きることがないとは思いませんか。
面白い話をたくさんしてくれたり、ネタをこまめに見せてくれたりするのを見ると気を使えることもわかります。
こういうことができないとテレビは時間が限られていますし、番組に起用されなくなるのでしょう。
最初は仕方がないで終わりますが、しばらくすると器用に話ができたりネタを見せたりできなくなると忘れ去られてしまいます。
特に、現代では流行り廃りが早くなっているので生き残ることが大変です。
頭の回転が速いとバラエティー番組の司会に抜擢されるなどしますから、勝ち組になります。
喜劇俳優という意味合いもあるコメディアンという言葉ですが、今の日本の芸能界を見るとお笑い芸人だけに使われていると言っても過言ではありません。
そもそも喜劇俳優自体がわからないくらいです。
頭の回転が速い人が生き残る時代
昔は日本でも喜劇俳優はいましたが、もうそういう時代ではなくなったのかもしれません。
その代わり、お笑い芸人がドラマや映画などに出てまじめな役もしますがコミカルな役をこなすこともあります。
お笑い芸人から俳優になることも意外と多いです。
芸能界に限らず頭の回転が速い人の方が器用にその世界で生き抜くことが多いかもしれません。
ただ、特に芸能界ではしゃべりがしっかりしており、センスの良い人が生き残ります。
そうではない人がテレビに出ていても視聴者はイライラしてしまいますから仕方がありません。
場数をこなすことでだんだんとセンスに磨きがかかることもありますし、しっかりとしゃべれるようになることもあります。
だから、ぽっと出の人もしばらくは使ってもらえるのでしょう。
あまりテレビに出ている人をコメディアンかどうかで区別して見ることはないかもしれません。
今ではどんどん垣根がなくなっていますので、そういう見方で構わないでしょう。
芸能人からすると自分はどこを目指しているのか、どういう立ち位置なのかを考えているでしょう。
海外を見てみるとしっかりと役割分担が決められていることが多いようです。
文化というか考え方が違うからかもしれません。
日本の場合は誰がコメディアンかだんだんとわかりにくくなっていますので、頭の回転が速い人であれば俳優であっても司会をするほどなのであまり深く考えなくて良いのかもしれません。
最終更新日 2025年5月8日 by ntwerpint
